向い干支と名古屋市北区にある未神社のご紹介

ご自分の干支はご存知だと思いますでは「向い干支」はいかがでしょう
「向い干支」というのは、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を円形に並べた時に、自分の干支の向いに来る干支を言います例えば、子の向い干支は午となり、自分の干支から6つ目(自分の干支を入れると7番目)に当たる干支です十二支には性質があると言われています。(詳細は日本十二支学会のHPをご覧頂くと良いかと思います。http://www.seitokukai.com/jyunishi/each/index.html)向い干支は、自分の干支とは正反対の性質を持っているため、相性が良く深い縁で結ばれると言われ、自分にはないパワーを与えてくれる「守り干支」と呼ばれています正反対だと相性か悪いと思われるかもしれませんが、互いに足りない部分を補い合うとい考えた方が幸福をもたらすような気がします江戸時代には向い干支を大切にすると招福になると言われ、向い干支はラッキーアイテムとされていました七五三の着物の背中に向い干支はを刺繍する風習があったり、作家・泉鏡花氏が向い干支のうさぎグッズのコレクターだったのは有名です現在でも落語家さんの中には、着物の柄や小物に向い干支を愛用されている方もいっらしゃるそうです
さて、もうすぐ今年も終わり、新年には初詣に行かれると思いますが、2015年の干支である未に関する神社をご紹介します

「羊神社」 名古屋市北区辻町5-26 052-912-0063
天照大神と火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)が祀られています。大昔今の群馬県で領主をしていた「羊太夫」という人が奈良を訪れる際、この地に立ち寄った時に人々の平穏を願い、火の神を祀ったとされることから「羊神社」と呼び称えられるなりました。家庭円満のご利益の他に、第二次世界大戦の終戦直前にあった名古屋大空襲の際にも近隣は焼夷弾で炎上した所が多かったにもかかわらず、この羊神社は延焼を逃れたことから、火除けの神様として信仰が深いのです。なお、辻(つじ)町の地名は、火辻から火と取り、「辻」となったそうです。一般的には「つじちょう」と呼ばれるようですが、この近隣の人々は昔から「つじまち」と呼んでいます

最寄り駅は、地下鉄上飯田線・名鉄小牧線「上飯田駅」です。そこから歩いて8~10分かかります。駐車場はありません。周辺の道路は狭く、一方通行も多いです。でも近くに駐車場が沢山あるアピタ北店があるのでそこからも徒歩で多分10分位です。本殿の手前に狛犬ではなく狛未?ならぬ羊の親子がいます

余談ですが、私の母の実家が辻町の羊神社近くにあり、私が小学生の頃に祖母は近くの公設市場でお菓子屋さんを営んでいました。学校が休みになると私は祖母のお店の手伝いをしたり、羊神社で遊んだりしていたものです。お盆の頃には祖母の家から矢田川の花火が見えました。明治生まれの祖母や昭和ひとケタ生まれの叔母・母達から戦争の話もよく聞きました。女性から見た戦争の話は生活に密着し生々しく、国防婦人会、防空壕、軍需工場、空襲、物資提供、疎開、買い出し、闇市等々…こうした時代背景の中、彼女達は戦中戦後の日本を逞しく行き抜いたのでしょうねそんな彼女達も皆天寿を全うし安らかに永眠しました…合掌

2015年がヒツジのパワーに守られて輝かしい1年になりますように